ギター始めたけどピックどうしよう？
念願の初ギターを手に入れてさぁいよいよ弾くぞ！！
ちょっと待ってください。最初にギターを買った時に一緒にピックや弦も買っていると思いますが
実はそれぞれにちゃんと特性があるのです。
今回はピックについてがっつりご紹介していきたいと思います。
ピック（pick)の形状と特徴
ピックの形は様々ですが分類的には、
- ティアドロップタイプ
- ジャズタイプ
- トライアングルタイプ
- サムピックタイプ
細かく種類はありますが大元はこの4つのどれかに属します。
あとピックには厚みがあります。
THIN（シン）/SOFT（ソフト） ・・・0.5mm位
MIDIUM（ミディアム） ・・・0.7mm位
HARD（ハード）/HEAVY（ヘヴィー）・・・1mm位
ピックの厚さによって弦を弾いた時のレスポンス（反応）が変わります。
簡単に言えば薄ければ音の立ち上がりが遅く厚ければ音の立ち上がりが早くなります。
また弦を弾いた際のアタック音にも差があり薄ければ繊細に厚ければアタック強めなアグレッシブな音になります。
この影響はエレキギターよりアコースティックギターの方が出ます。
コードストロークなどメインの場合は薄めなピック、ハードロックやメタルなどのリフメイン場合は厚めのピック。というように演奏する曲に合わせて使い分けるのもいいと思います。
では実際に見ていきましょう。
デザイン的にもかなりカッコイイピックが多いので自分好みの商品も併せて紹介しますのでかなり個人的趣味が入りますがご容赦ください。
自分が弾いた時の感覚もあわせて説明していきます。
ティアドロップタイプ
もっともポピュラーなスタイルで、多くのギタリストが使用している形です。先端に向かうにつれシャープになっていくので、弦へのひっかかり感が少なく、スムーズなピッキングが可能です。
個人的感想
おそらく初めて自分が買ったピックもこのタイプだと思います。
演奏した感じは可もなく不可もなくという感じでした。
握りやすく小回りも効くのである意味どんなプレイスタイルでも使えますが逆を言えば
コード弾いててめちゃくちゃいい、ギターソロ弾いててめちゃくちゃいいというのはありません。
このティアドロップはミュージシャンモデルやデザインが他の形状のピックよりも種類が多いので
デザイン重視で選ぶの楽しいかもしれませんね。
ジャズタイプ
Jim Dunlop / Nylon Jazz Pick 47R I 1.10mm
ティアドドロップ型の先端をさらにシャープにし、サイズも小さくしたモデルです。ティアドロップよりも更にスムーズなピッキングが可能で、JAZZギタリストはもちろん、ハードロック、ヘヴィーメタルギタリストの愛用者も多いです。
個人的感想
このジャズピックは個人的には一番しっくりきます。様々なピックを使ってたどり着いたのがこのピックでした。
ティアドロップより小回りが効いてて厚みもありハードロック、メタルよりの楽曲を弾く機会の多い自分にとっては最高のピックになります。
特に単音引き（ギターソロ）などの速弾きにかなり適してます。自分が使っているのはジャズⅢというもっと厚めのタイプですがそこは弾き比べて自分にあった厚みを選ぶのもありだと思います。
ちなみにジャズⅢはこれです。まぁ見た目は変わりませんねw
Jim Dunlop / Nylon Jazz Pick 47R III 1.38mm Red
Jim Dunlop / Nylon Jazz Pick 47R III 1.38mm Black
トライアングルタイプ
MASTER 8 / TOTALFAT Shun Signature Pick 0.8mm TFSHUN1-080 1枚 ピック マスターエイト
Jim Dunlop / TORTEX Triangle Pick 431R 1.00mm
ティアドロップ同様、ポピュラーなスタイルです。通称おにぎり型と呼ばれており、3角形になっています。3つの頂点どこでも同じ感覚でピッキングが可能。どちらかというとコードストロークやカッティング向きです。
個人的感想
これは完全にコードストローク向きのピックになりますね。弦に当たる面積が多いのでオススメは厚さミディアムかソフトくらいでコードをジャカジャカ弾き倒すのがいいと思います。
あと角が３点とも使えるので初心者ギタリストには経済的にいいかもしれませんね。
自分はアコースティックギターを弾くときはこれを使ってます。
弾き語りとかにはもってこいですよw
サムピックタイプ
アコースティック・ギターや、エレキギターをフィンガーピッキングで演奏する際に、親指にはめて使用するタイプのピックです。このピックを使用することでフィンガーピッキングの際にめりはりのあるベース音が得られます。
個人的感想
このピックはいわばフィンガーピッキング時に自分の親指をピックにしてしまうピックです。
親指にスポッとはまるので他の指が自由に使えます。
他の指でアルペジオを弾いてコード時は普通のピックの様にピック弾きというように使えます。
あとサムピックにはフィンガーアルペジオ時の正しいフォームが身に付きます。
今後フィンガーピッキングを考えているギタリストの方は絶対にサムピックを使うことをお勧めします。
ピックへの想い
ピックの形、厚みなど様々ですが結局は百聞は一見にしかずなので実際に弾いてみて自分に最適な１枚を探してみてください。
結論を言ってしまえば自分にぴったりのピックを見つけられたらもうそれ以外は弾けなくなります。（割とマジで）
自分がジムダンロップのジャズⅢに出会ってから１０年以上メインではこれしか使ってません。
逆に他のピックになるといつも弾けるフレーズが弾けなかったり・・・
それくらいギタリストにとってピックは大事です。ピックくらい・・じゃなく全力でピックを探してください！！
ピックを変えるだけで弾けなかった曲が弾けたりすることも普通にあります。
ぴったりな１枚が見つかりますように！！
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